Interview

21.03.10

『B.O.L.T「POP」ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo』Blu-ray発売記念インタビュー

――Zepp Tokyoでのライブから約5ヶ月経ちましたが、いま振り返って、みなさんにとって、どんなライブだったといえますか?

青山 Zepp Tokyoという大きい会場や、歌う曲数の多さなど、私にとって初めてのことばかり。しかも、体力が持つかどうかとても不安だったんです。それまでは、ちぃちゃん(高井千帆)、るなちゃん(内藤るな)に「これ、聞いていいかな?」と思っていたことも、ライブの練習から思い切って聞けるようになりました。また、“あやなの”のダンスもどんどん揃うようになったし、さらにB.O.L.Tとして結束力が強まったライブだった気がします。

白浜 私も「どうしたら、ファンのみなさんと目を合わせられるんだろう?」「どうしたら、カッコよく見えるんだろう?」と、いろいろ悩んでいたので、なのちゃんと一緒に、ちぃちゃん、るなちゃんにいっぱい質問しました。スタッフさんともいっぱいお話して仲良くなれたし、それで不安がなくなりました。ライブの日は緊張しましたが、ファンのみなさんの顔を見た瞬間に解けて、「楽しむぞ!」という気持ちになりました。自分が最初に思っていたより、素敵なライブになりましたし、次の自信にも繋がりました。

内藤 B.O.L.Tとしての初ワンマンで、いちばん観客数が多いうえ、そのときの私たちの持ち曲を全部歌うライブでした。だからこそ、とても嬉しかったですが、たとえば「axis」のように「どのようにして、夜の雰囲気を表現できるのか?」と悩んでいた曲も、レーザーなど照明さんの力を借りて、より表現できるようになりました。このライブを通して、改めて、私たちのファースト・アルバム「POP」のカラーや楽曲の持ち味を、より理解することができたと思います。

高井 私は心配性なので、Zeppでワンマンができることが嬉しい半面、久しぶりの有観客ライブだったり、最後にお休みすることを発表する不安もありました。でも、リハーサル中、メンバーやスタッフさんにいろいろ相談することで、どんどん肩の力が抜け、「誰かに頼ること」の大切さを実感しました。「チームB.O.L.T」としての絆が生まれ、当日はあいにくの雨でも、それまででいちばんいいライブになったと思います。ただ、あやなのちゃんは、いつも「緊張してるー!」と言ってるけど、ステージに立つ瞬間に、それを跳ね退けて楽しむパワーを持っていると思うんです。

青山 私には、ちぃちゃんとるなちゃんがライブしてるときの姿は、まったく緊張してるように見えないです。それを見習ってパフォーマンスできるよう頑張ったぐらいなので、ちぃちゃんとるなちゃんには、感謝しかありません!

――B.O.L.Tにとって初のBlu-ray作品で、どのようなシーンを見てもらいたいですか?

青山 「足音」の歌い出しです。B.O.L.Tとファンのみなさんを繋ぐ大切な曲といえますし、この曲は私にとって、「ちゃんと伝えられるように」など、いろんな課題があると思っています。なので「歌詞を間違えない」などほかにも、いろんな気持ちを込めて歌っているので、そこを見てほしいです。

白浜 「BON-NO BORN」のラップ調パートです。ずっと苦戦していて、この楽曲は元B-DASHのGONGON さんに提供していただいた曲なのですが、なかでも特徴的な“めちゃくちゃ語”の歌詞をカッコ良く歌いこなすことが課題でした。それで、いろいろ勉強して、頑張った成果を見てほしいです。あと、「SLEEPY BUSTERS」など、ファンのみなさんと一緒に盛り上がっているザ・ライブな感じだったり、アンコールで歌った2回目の「星が降る街」での、ちぃちゃんが歌うオチサビも見てほしいです。ちぃちゃんがボイトレを頑張っていたのを知っていたので、そのパートを聴いた瞬間、泣きながら拍手したかったぐらい嬉しかったです。

高井 私たちにとって、とても思い出深い曲なので、最後の最後まで頑張りました。ただ、一曲目に「星が降る街」を歌ったときは、イントロで「Zepp行くぞー!」と煽るのを決めていたんですが、久しぶりにファンのみなさんの顔を見たら、「ドキドキ!」と「楽しみ!」が入り混じってしまったんです。それで「自分の感情をコントロールしなきゃ」と思ってたら、イントロが終わりそうになって、なんか早口になってしまいました(笑)。

内藤 私にとって、最初の「星が降る街」と最後の「星が降る街」では、全然違う印象なんです。ライブ中、ちぃちゃんの中で何かが弾けたんじゃないか?と思っているぐらい。終わった後の楽屋で、ボイトレの先生に褒められて、「ホントですか?」って、照れているちぃちゃんの姿も含めて、エモかったです。なので、オチサビ後のメンバーの表情には注目です(笑)。

――ちなみに、「SLEEPY BUSTERS」を2回連続で歌うことになった理由は?

内藤 今回のセトリは、あくまでも「POP」の曲順であって、ライブ用のものではなかったんです。だから、ゲネプロ初日のときに、ちょっとモノ足りなさを感じて、みんなと話し合った結果、みんなが盛り上がる「SLEEPY BUSTERS」を2回連続で歌うことになったんです。昔、持ち曲が少なかったときもフェスなどで、2回連続で歌っていたので(笑)。

――ライブ当日から生配信されたものとは異なるカメラワークはいかがでしたか?

白浜 私、ファンとしてライブを観に行ったとき、どうしてもアーティストさんに注目してしまうので、照明のことやライブ全体が目に入ってこないんです。なので、メンバーひとりずつを見るだけでなくて、何度も戻しながら、いろいろ見てもらいたいです。あと、見た瞬間に買いたくなるジャケットも素敵ですよね!

内藤 生配信だと、正面や歌ってるメンバーが映ることが多いですが、このブルーレイではファンにはたまらないカットも多いと思います。たとえば、「スーパースター」で、歌っているちぃちゃんとなのちゃんが肩がポンッぶつかったときの髪の揺れだったり、その直後に2人が握った手のアップだったり、スカートがひらりとなったり……。そのカットの切り替わり方が絶妙で、キュンとなるぐらいエモいんですよ!

高井 なんか、分からなくもないけど、ちょっと気持ち悪いかも……(笑)。

――ゲネプロで泣いている青山さんなど、映像特典のメイキングも見どころ満載です。

青山 私、撮られていることも、使われることも知りませんでした。ゲネプロのとき、疲れでダンスが自分が思うように動けなくなってしまったんです。だから、悲しいから泣いたんじゃなくて、「あやちゃんはちゃんとできるのに、自分はなんでできないんだろう?」という悔し涙なんです。

高井 そのようなドラマが生まれたB.O.L.Tとして初のゲネプロの様子も収録されていますし、メンバーそれぞれのインタビューもあって、そこで初めてそれぞれの不安や課題を知りました。さすがに、普段はお喋りのあやちゃんが、メンバーと話すことに緊張していたとは思いませんでしたし、とにかく素の私たちが映っていると思います。

――3月27日に開催されるライブ【SHAONKAI〜あやなの(小6)小学生ラストライブヤリマス!!!!〜】をもって、白浜さんと青山さんが小学生アイドルを卒業します。そんな2人にとって、最後の小学生エピソードを教えてください。

青山 アイドルになる前は、ダンスが得意じゃなくて、運動会で踊るダンスも得意な子に教えてもらっていました。でも、B.O.L.Tになってからは自信もついたので、自分からみんなにダンスを教える運動会係にも立候補しました。それまでは振付を説明するのも苦手だったのですが、みんなに「分かりやすいね」と言ってもらえるようにもなりました。

白浜 漢字が苦手なので、ネットサイン会などで、みなさんから送られてくるコメントやメッセージを読めなかったんです。ちぃちゃん、るなちゃんみたいにサラサラ読めたり、書けるようになりたかったので、いっぱい漢字ドリルを頑張りました。それで、学校のテストでは100点取れるぐらいにもなったので、中学になっても漢字の勉強を頑張りたいです。

高井 私とるんぱんは、あやなのちゃんに勉強を教える気満々で、「いつでも宿題持ってきてね」と言っているのに、2人は「はい!」と言いながら、全然持ってきてくれないんです。なんか寂しい(泣)。

内藤 私的には、小学生の勉強なら、なんとかなると思っていたのに! 中・高になればなるほど、教えられなくなると思うから(泣)

――B.O.L.Tとしての今後の目標を教えてください。

青山 B.O.L.Tは、ロックでカッコいい楽曲が多いので、これからはアイドルっぽい可愛い曲にも挑戦してみたいです。あと、どんなジャンルの楽曲でも、パフォーマンスが完璧にできるようになりたいです。そのために、歌やダンスを頑張るだけではなくて、いろんなアイドルさんについても研究したいです。

白浜 初めてB.O.L.Tのライブを見た方に、一人でも多く、ひとめ惚れしてもらうような存在になりたいです。そのために、みなさんに楽しんでもらいながら、自分がいちばん楽しむというパフォーマンスを目指しています。

内藤 今回のZeppでのライブでは、特にステージにセットが組まれず、派手な衣装替えもなかったのに、それでも多くのファンの方に「良かった!」と言っていただけたんです。それが、自分にとって大きな自信になったので、またZeppでライブをやるときも、そう言ってもらえるように、歌とパフォーマンスを頑張っていきたいです。

高井 前から言っているのですが、日比谷野外音楽堂でのワンマンライブです。B.O.L.Tのロックサウンドを爆音で響かせ、お客さんと一緒に楽しむことによって、今まで見えなかった室内と違う盛り上がり方も見えてくると思っています。


■『B.O.L.T「POP」ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo』Blu-ray
発売日:2021年3月10日(水)
特設サイト:https://kingeshop.jp/shop/g/gNXD-1065/?elr=45863

<商品概要>
[Blu-ray]
『B.O.L.T「POP」ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo』Blu-ray
発売日:2021年3月10日(水)
品番:NXD-1065
価格:5,500円(税込)
形態:Blu-ray
<映像特典>
メイキング映像


▼収録内容
1.星が降る街
2.足音
3.BON-NO BORN
4.宙に浮くぐらい
5.SLEEPY BUSTERS
6.SLEEPY BUSTERS
7.わたし色のトビラ
8.axis
9.スーパースター
10.夜更けのプロローグ
11.寝具でSING A SONG
<ENCORE>
12.ここから
13.Don’t Blink
14.星が降る街

 

▼『SHAONKAI〜あやなの(小6)小学生ラストライブヤリマス!!!!〜』
日程:2021年3月27日(土)
場所:新宿BLAZE

<1部>open 12:30 / start 13:00
<2部>open 17:00 / start 17:30

全席指定 ¥4,000 (税込・入場時別途ドリンク代)

プレイガイド一般発売日
https://eplus.jp
3月13日(土)


▼B.O.L.T_Official HP
https://www.sdp-bolt.jp/

▼B.O.L.T Official Twitter
@bolt715official

▼B.O.L.T Official YouTube
http://smarturl.it/BOLT_YouTube.ch